スマホケースの汚れの落とし方を素材別に徹底解説

毎日使うスマートフォンは、もはや生活に欠かせないものとなってきています。
そんなスマホに関する悩みの1つとしてよく挙げられるのが、「スマホケースの汚れ」です。
スマホを保護するために、アクセサリーとしても重要なスマホケースですが、頻繁に使用するため汚れやすいのも事実です。

実際、
「スマホケースの汚れが気になる」
「どうやれば汚れが落とせるのかわからない」
「汚れが目立つから白のスマホケースは買うのをためらう」
と感じている方は多いのではないでしょうか。

毎日使うものだからこそ、きれいに保ちたいですよね。
スマホケースのお手入れの仕方はその素材によって異なります。
今回は、素材別にスマホケースの汚れの落とし方を紹介していきたいと思います。
 

プラスチック・TPU素材のスマホケース 汚れの落とし方

代表的なスマホケースの素材の1つとして、プラスチックが挙げられます。
「プラスチック」と一口に言っても、さまざまな種類があり、種類によってその特徴や汚れの落とし方は大きく異なります。
ここではスマホケースの素材として使用されることの多い、ポリカーボネートとTPUの2種類を取り上げ、それぞれの特徴と汚れの落とし方を紹介していきます。

ポリカーボネート

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ポリカーボネートは熱によって加工しやすいため、スマホケースとして使用されることの多い素材です。
その特徴はなんといっても高い耐衝撃性で、一般的なガラスの250倍以上もあります。他にも、軽くて薄いことも特徴として挙げられます。
一方、耐薬品性が低く、アルコールやシンナーなどの有機溶剤を使用すると劣化するという性質もあります。また、日光に長くさらされると黄ばむ可能性もあります。

ポリカーボネート製ケースのお手入れ方法

ポリカーボネート製のスマホケースのお手入れ方法は以下の通りです。

①スマホケースを本体から取り外し、柔らかい布でから拭く
ケースが傷ついたり、印刷が剥がれることのないよう、柔らかい布で優しく拭き取ることがポイントです。

②(汚れが落ちない場合)中性洗剤を染み込ませて硬く絞った布で拭く
ケースの汚れの大きな原因に、手アカがあります。手アカは、中性洗剤や食器用洗剤を染み込ませた布で拭き取ることができます。

TPU

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TPUは柔らかく透明な素材で、プラスチックの強度とシリコンの柔軟性という2つの特徴を併せ持っています。そのため、ポリカーボネート同様、加工しやすいのが特徴です。また、柔軟性に優れており、耐久性も十分にあります。
一方で、耐熱性が低いため、ドライヤーやファンヒーターなどの熱源の近くで長時間放置しておくと、変形してしまう場合があります。また、除光液やシンナーなどの化学薬品に弱いため、高濃度の化学薬品がかかると変色してしまう可能性があります。
紫外線にも弱く、長く日光にさらされると黄ばんでしまうこともあります。

TPU製ケースのお手入れ方法

TPU素材のスマホケースのお手入れ方法は、ポリカーボネート同様、から拭きが基本です。まずは柔らかい布で優しく拭き取りましょう。それでも汚れが落ちなかった場合、中性洗剤を染み込ませた布で拭くという方法が効果的です。
しかし、紫外線の吸収による黄ばみは、洗剤でも漂白剤でも落とすことはできませんので注意しましょう。

シリコン(ラバー・ゴム系)のスマホケース 汚れの落とし方

シリコン素材のスマホケースの特徴として、挙げられるのが高い柔軟性です。非常に柔らかいため、耐衝撃性が高く、傷がつきにくいというメリットがあります。耐熱性も高いため、200℃以上の温度に耐えることができます。また、紫外線にも強く、長時間日光にさらされても長持ちします。
しかし、粘着性があるので、小さな汚れや指紋が付着して汚れやすいというデメリットも存在します。。

シリコン製ケースのお手入れ方法

シリコン製のスマホケースは汚れやすいため、こまめなお手入れが必要となります。主な汚れとしては、「黒ずみ」と「黄ばみ」の2つが挙げられます。

●黒ずみの落とし方
黒ずみの原因は主に手アカで、これは以下の手順で落とすことができます。

①付着している小さなごみやほこりを、ガムテープなどの粘着テープで取り除く
②歯ブラシに石鹸や歯磨き粉をつけて、汚れが気になるところを優しく磨く
③水できれいに洗い流し、自然乾燥させる

●黄ばみの落とし方
黄ばみには、紫外線による黄ばみと素材そのものの劣化による黄ばみの2つがあります。素材そのものの劣化による黄ばみは、残念ながら落とすことができません。

紫外線による黄ばみは、以下の手順で落とすことができます。黄ばみの原因を見た目だけで判断するのは非常に難しいので、黄ばみが気になる場合は試してみることをおすすめします。

①酸素系漂白剤を5:5で水に溶かし、そこにケースをつける
②数日間、日当たりのよい場所に置いておく
③きれいになっていたら水洗いし、自然乾燥させる
しばらくしても変化がない場合は、素材そのものの劣化による黄ばみの可能性が高いです。

布製のスマホケース

布製のスマホケースは、見た目がかわいらしく、手帳型のスマホケースに多いタイプです。保護力が高く、丈夫で長持ちすることが特徴です。
ただ、他の素材のものと比べ、汚れてしまった場合のお手入れが大変な傾向があります。布製スマホケースは布だけで出来ているわけではないので、丸洗いをすることはできません。また、丸洗いをしてしまうと、他に使用されている素材によっては、かえってケースがボロボロになってしまう可能性があります。

布製ケースのお手入れ方法

布製のスマホケースのお手入れ方法は以下の通りです。

①スマホケースを本体から取り外す
②特に汚れが目立つ部分があれば、おしゃれ着洗剤を指でつけてなじませる
③おしゃれ着洗剤を手洗い用の濃度に薄め、タオルやガーゼなどの布を浸し、硬く絞る
④洗剤を染み込ませた布で、ケースを軽くたたくようにし、汚れを取り除く
⑤水ですすいだ布を硬く絞り、④と同じように軽くたたいて、付着した洗剤を拭き取る
⑥乾いた布で水分を拭き取ったあと、しっかりと乾燥させる

革・合皮製(レザー)のスマホケース 汚れの落とし方

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こちらも手帳型ケースによく見られるタイプです。革や合皮で作られたスマホケースの特徴は、その質感と高級感にあります。使い込むことで味わいのある色になったり、手に馴染むようになるため、長く使うことができます。また弾力性と柔軟性が高いため、加工しやすいことも特徴の1つです。
しかし、湿度に弱いため、こまめなお手入れが必要となります。

革・合皮製ケースのお手入れ方法

革・合皮製のスマホケースに付着した汚れを落とす際は、から拭きが基本となります。乾いた柔らかい布で、ケースに付着した汚れを優しく拭き取ります。革や合皮は水分に弱いため、水を使うのは避けましょう。
どうしても落ちない黒ずみは、消しゴムで軽くこすると落とすことができます。革製品専用ゴムがある場合は、そちらを使用することが望ましいです。

金属製(アルミ)のスマホケース 汚れの落とし方

数ある金属の中でも、スマホケースとして多く使用されているのがアルミニウムです。
アルミニウムは高い耐衝撃性と耐久性を持っており、性能面において非常に優れています。また、見た目も高級感があります。
一方で、プラスチックやシリコン素材のものと比べると金属製のケースは重く、価格も高くなる場合が多いです。また、表面が傷つきやすいこともデメリットとして挙げられます。

金属製ケースのお手入れ方法

金属製のスマホケースをお手入れする際は、以下の方法がおすすめです。

①表面に付着した小さなごみやほこりを、濡れた布で拭き取る
②隙間に挟まった小さなごみやほこりは、石鹸を使って軽くブラッシングする
③それでも落ちない頑固な汚れは、アルコールや洗剤を使って洗う
④最後に乾いた布で水分を拭き取る

汚れがどうしても落ちない場合は買い替えを検討する

今回は、スマホケースの素材別のお手入れ方法を紹介させていただきました。
しかし、紫外線による黄ばみや素材そのものの劣化など、汚れによっては落とすことができないものもあります。
そのような場合は、新しく買い換えるのも一つの手です。
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