安全で楽しく使うためにやっておきたいスマホのセキュリティー対策

sumaho-security

日本でのスマートフォンの普及率は60%を超えました。街中を見渡せばスマートフォンを利用している人を多く見かけられます。スマートフォンがあれば、電話はもちろん、動画も見られるし、本を読むことも、買い物もできます。しかし、それは多くの情報を取り扱うことで実現しています。

sumacco(スマッコ)のブログでもスマートフォンやスマホカバー・ケースを活用する方法をご紹介してきましたが、今回は安全に楽しくスマートフォンを使えるためにセキュリティ対策について投稿します。

盗難・紛失に備える対策

パスコードロック・画面ロックを設定する

セキュリティ対策といえば、ウィルス対策を思いつくかもしれませんが、ウイルス感染を防ぐだけがセキュリティ対策ではありません。紛失した際に悪意のある人に拾われ、利用されてしまう恐れもあります。電話帳に登録された知人や会社の連絡先、旅行先で撮った写真などの閲覧、メール送信、SNSへの投稿等は簡単にできてしまいます。パスコードロック(画面ロック)機能の未設定は、セキュリティの面では危険な状態です。

パスコードロック(画面ロック)の設定は、iPhone・Androidともに比較的簡単な操作で設定可能ですので、是非とも設定しておきたい機能のひとつです。

iPhoneの設定方法
https://support.apple.com/ja-jp/HT4113
Androidの設定方法
メーカー等により異なります。が「設定」機能の中にある「画面ロック」より可能です。詳細は取扱説明書・ホームページ等をご確認ください。

保護フィルムを貼る

通勤・通学時に電車やバスの社内でスマホを利用することも多いと思います。ラッシュ時は人と人との距離も近くなり、何気なく目を移動させるだけでスマホの画面が見えてしまうことは多いです。大きな被害に繋がる可能性は少ないかもしれませんが、のぞき見されるのはあまり気分がイイとは言えないですし、対策を講じても良いかもしれません。

保護フィルムは家電量販店等で販売されているので、手軽に購入して対策を講じることができます。余談ですが、調べてみるとブルーライトを抑える商品、汚れを付きにくする商品なども販売されているようです。

ウイルスに備える対策

スマートフォンのOSを常に最新の状態にしておく

続いてウイルス対策。スマートフォンにはOSというハードウェア(コンピュータ・スマホ)を制御し、ソフトウェア(アプリ)の基本機能を提供する役割を果たすシステムが動作しています。OSは定期的にアップデート(更新)され、中にはセキュリティに関わる重大な欠陥に対応するアップデートもあるため、常に自分のスマホのOSもアップデートして最新の状態を保つことが大切です。

OSのアップデートは、キャリアやメーカーにより行われることが一般的です。発表後すぐにアップデートする必要はありませんが、あまりにも古いOSのバージョンの状態で利用し続けるのは良くありません。また、インストールしたアプリも同様、最新のバージョンのものを利用するほうが良いと言えます。

iPhoneの設定方法:https://support.apple.com/ja-jp/HT4623
Androidの設定方法:通信キャリア等により異なります。ご利用の通信キャリア等のホームページをご確認ください。

アプリは信頼できる場所からインストールする

スマートフォンがウイルス(不正な処理)に感染する原因として、利用者がインストールするアプリにウイルスが仕込まれている場合が多いようです。アプリをインストールする場合は、必ず信頼できる場所からインストールすることをお勧めします。信頼できる場所とは、メーカーやキャリアが用意する正規のアプリケーション・ストア(iPhoneのApp Store、AndroidのGoogle Playなど)であるといわれています。

更に、Androidのスマートフォンの場合、「提供元不明のアプリ」はインストールしないという設定も併用することもお勧めします。「設定」画面の中の「セキュリティ」及び「アプリケーション」より「提供元不明のアプリのインストールを許可する」という項目のチェックを外すことで対策を講じることができます(設定画面は機種によって異なります)。

セキュリティ対策ソフト(アプリ)を利用する

パソコンと同様、スマートフォンにもセキュリティソフトを利用することができます。ウイルスの増加を懸念して、各社がセキュリティアプリを発表しています。セキュリティアプリにはウイルス対策以外の機能も多いので、利用することをお勧めします。

LINEアンチウイルス 「LINE アンチウィルス」は、無料通話・無料メールアプリ「LINE」の公式アプリです。ワンタッチという簡単な操作でスマートフォンのウイルスや不正プログラムをチェックしてくれます。しかも無料で利用可能です。

LINE アンチウイルス|Google Play

落下・破損に備える対策

クラウドサービスを利用する

落下・破損によりデータが消滅してしまうケースも対策が必要です。スマートフォンとパソコンの双方を趣味や仕事に使うときに便利なクラウドサービスが、落下・破損に備える対策としても有効です。クラウドサービスでは、端末にデータを保存する従来の方法とは異なり、インターネット上にデータを保存する仕組みです。ネットワークに繋がっていれば各々の端末のデータの同期を取ってくれます。万が一、スマートフォンを破損しても撮影した写真をクラウド上に保存する設定にしていれば、パソコンからスマホで撮影した写真を取得できます。

ただし、スマホの全てのデータをクラウド上に保存しているわけではないので、万能な対策ではありませんので落下・破損は避けたいものです。代表的なクラウドサービスとしては「iCloud」や「Dropbox」、「Gmail」などが有名です。

スマートフォンケース・カバー、ストラップ等のアクセサリーを利用する

sumaho-cover

落下そのものを防ぐには、スマートフォンケース・カバー、ストラップ等を利用するも有効です。「スマートフォンは滑りやすい」という印象を持たれている方は多く、私も何回か落としたことがあります。落下だけでなく「机上の飲み物が倒れ水没してしまう」という場面でもスマホカバーは威力を発揮しそうです。sumacco(スマッコ)では、オシャレなものやカワイイもの、カッコイイものまで多彩なデザインのスマホカバーを販売しております。興味がございましたら、アクセスしてみてください。sumacco(スマッコ)のホームページ

また、スマホカバーだけでなく、カバンに付けたままスマホを利用できるなど、落下に備えたストラップも販売されています。このように、スマホアクセサリーを利用して落下・破損に備えるのも良いのではないでしょうか。

以上、今回のsumacco(スマッコ)のブログでは、安全に楽しいスマホライフを送る方法をテーマに記事を書いてみました。もはや、パソコンと同じような役割を担うスマートフォン。セキュリティ対策においても、「不正なウェブサイトにアクセスしない」、「知らない人からのメールを不用意に開かない」といったパソコン同等のセキュリティ対策も有効になります。普段あまり意識せずにスマホをご利用されていたかたは、一度振り返ってみてはいかでしょうか。